探偵といっても、なんでも調べられるわけではありません。
実際に多くの興信所が以下のような注意表記をホームページに記しています。
!・当探偵社では以下の調査を行いません ・差別につながるような調査、差別にあたる調査 ・法律に触れたり、反する違法行為、犯罪行為の調査 ・復讐や調査結果を元に特定の人間に社会的不利益を与える業務 |
などという記述です。
過去、“逮捕状を偽造してほしい”という調査依頼を頼んだ相談者と、
それを受けた探偵が、警察に御用となったことがあります。
ニュース記事としてもいまだにインターネットなどで拝見できますので、
一度ご覧になってみるといいでしょう。
興信所ではどんな調査依頼も受けてくれるわけではありません。
ほとんどの探偵では健全な営業を目指している為、
明らかな違法行為や犯罪行為、差別に繋がる調査等は引き受けてくれません。
興信所に相談をすると、必ずといっていいほど調査目的を聞かれます。
探偵は多くの人間と関わる職業の一つですので、
嘘をついているかどうかなどは案外見破られてしまいます。
そういった目的での調査を隠し通して依頼したとしても、
途中で興信所にバレれば、調査中断となり料金も返金はありません。
また、犯罪行為に関わる調査とは知らずに探偵に依頼してしまったとしても
良識ある興信所はちゃんと教えてくれます。
しかし、悪徳な探偵は黙って請け負い、調査結果をわざと判明させない、
ということもありますので、注意が必要です。
興信所に調査を依頼する際には、
相談者側にも良識ある利用を心がける必要があります。