優良な探偵の選び方には原則があります。
信用性、明確な料金、調査力です。
1、信用性
信用性を図るには、実際に探偵社に足を運んで興信所内を見たり相談してみることがベストです。
相談員に質問をしたり話を聞いたりすることで信用性をある程度計ることができます。
主な質問例や判断例を載せてみましたので、参考にして下さい。
・探偵での相談ができるかどうか
・ホームページ等に興信所の代表者名、興信所の住所、
連絡先等が載っているかどうか
・社員は何名いるのか
・探偵に依頼した場合はどのようば手続きになるか
・報告書、契約書のサンプルはもらえるか、または見せて貰えるか
・調査の成功率はどのぐらいか |
探偵での相談は、興信所の信用性を計るに非常に有効です。
まず、興信所自体が存在しているのかがこれで判明します。
そんなこと当たり前だろうとお考えだと思いますが、
こういった当たり前ではないことがあったりするのが探偵です。
気をつけてください。
また、会社での相談を嫌がる、できないという探偵は注意した方がいいと言えます。
探偵は意外と個人や少数でしている所が多いのです。
その為、自らの住居で業務をしている探偵や、
レンタルオフィスの安い一室に電話機のみを置いて、
会うのは必ず外で行うという興信所もあります。
社員数を聞く目的は、なにもその数ではありません。
社員数を聞いた時にその探偵が嘘をついていないかどうかを図る為のものです。
興信所の多くは見栄をはることが多く、明らかに少数しかいないにも関わらず
20名もいると言ったりします。
社員数が多い=探偵の信用性、調査力とはまったく結びつきませんので、
こういった興信所があれば注意しましょう。
こういったことから、どうしても場所が遠く行けないという場合を除いて、
探偵とは外で会っての相談は避けた方がいいと言えます。
依頼の手続きとしては、契約書、重要事項説明書、調査に関する確認同意書を交付します。
契約書の交付は探偵業法で決められており、反すれば違法となります。
依頼の手続きを聞いた時点で、これらが交付されない場合は、
すぐにその探偵に依頼するのはやめておきましょう。
契約書や重要事項説明書、調査に関する確認同意書はとても大切な書類ですので、
料金などの記載や内容をじっくり確認しながら読んで下さい。
不明点があれば相談員に質問をしたり修正してもらう等して下さい。
後々になって知らなかったでは通じません。
この際に興信所が契約を急かすような態度をとった場合も 依頼をやめておいたほうがいいでしょう。
2、料金の明確性
探偵に依頼する上で一番心配な料金。
こちらも質問例をもとに説明していきます。
・相談料金、見積り料金は必要か
・追加費用はあるか、あるのならそれはどういった場合かかるのか
・経費は何がいくらかかった等の明細まで教えてくれるか(または見せてくれるか)
・調査を延長した場合の料金はいくらか
・キャンセル料は発生するか
・成功報酬や、調査が失敗した場合の料金はどうなっているか
・料金表は貰えるか
これらは必ず探偵や興信所に相談した際に聞いておいてほしいと思います。
興信所が料金を明確にしてくれるのか、うやむやにするのかは重要な依頼ポイントです。
3、調査力
正直、調査力を知ることは困難に近いです。
調査というのは、技術云々もありますが、運の要素が特に絡んできます。
調査自体、素人が行おうと思えばできますし、それなりに成功もします。
言ってしまえば、調査が上手な探偵、
下手な興信所のどちらに頼んでも必ず成功するという保証はできないのです。
いくら調査が上手な探偵が調査を行っても、対象者が動かなければ成功しません。
逆に調査が上手な興信所が調査を行っても、 対象者があっさりホテルに行けば簡単に成功してしまいます。
探偵の調査力を知る方法はないこともないですが、
これらの方法は絶対ではない為、参考にする程度にした方がいいでしょう。
・興信所の調査に同行する
・1日のみの調査をお願いする
・調査機材を見せてもらう
・調査の年間依頼数
・探偵調査員の年季(何年しているのか等) |
これらを聞いても探偵が正直に答えてくれるという保証はありませんし、
あまり興信所を試す為に料金はかけたくないものです。
最終的には探偵の信頼性や料金の明確さから判断して
依頼するかどうかを決められるといいしょう。
|