調査という特殊な商品上、探偵に依頼して
相談者の手元に残るものは報告書しかありません。
この最終的な報告書がいい加減ですと、
いくら調査結果がよかったとしても優良な探偵とはいえません。
正しい報告書については、客観的にかつ正確に書かれているものが良いといえます。
◆悪い例
〇〇時〇〇分 対象者の別居先より張り込みを開始
〇〇時〇〇分 対象者と浮気相手が手を繋いで別居先から出てくる |
◆良い例
〇〇時〇〇分
依頼者よりご指定のあった調査対象者である山田太郎氏(以下、本人と略する)の別居先(○〇市○〇区○−○−〇 以下、住居と略する)より、北出口に調査員1名、南出口に調査員1名を配置し張り込みを開始します。
〇〇時〇〇分
本人と依頼者より情報提供のあった女性(以下、同女)が住居の北出口より一緒に出てきました。本人と同女は手を繋ぎながら、北方向に歩いていきました。 |
悪い例のような書き方ですと、第三者から見ると、対象者が誰なのかがわからなかったり、
別居先がどこなのかわからなかったりと、不正確性が見られます。
裁判などでも使いたいと考えている相談者ですと、
こんな報告書では困ってしまうことになります。
報告書は調査における唯一の商品です。
正確性はもちろん、いかに詳細に記されているかなども重要になってきます。
興信所によっては報告書のサンプルも配っていますので是非参考にしましょう。
|