緊急性が低い人探しとはいえ、探偵は調査のプロです。
探偵は、どのような方法を用いて人探し調査をおこなうのでしょうか。
1つめは「聞き込み調査」です。
調査対象者を知る人物に聞き込みを行います。
聞き込み内容は依頼理由によって異なり、例えば、連絡が取れなくなった友人の場合は、居場所や最近の様子などを聞きます。
それら、聞き込みで得た内容を加味して、居場所を辿り、見つけ出します。
2つめは「張り込み調査」です。
対象者が出入りする可能性の高い場所や、対象者を見かけた証言があった場所、おそらく今住んでいる場所などの目星を付けたら、探偵は張り込みを行います。
風采・容貌などから、探している本人であるか真偽を確認する必要がありますし、忍耐が必要な調査方法ですが、非常に重要な調査方法です。
3つめは「SNS調査」です。
インターネットを含め、SNSは、重要な情報源のひとつです。
探している人が使っているSNSのアカウントを知ることができれば、交友関係や現在の状況がわかったり、写真を投稿していれば、写真から場所を割り出すことができる可能があります。
4つめは「データ調査」です。
データ調査という方法は、探している本人になりすましたりして不当に得るような手段は違法です。
そのため探偵が培っている特殊なデータベースを用いて、対象者の氏名・生年月日などの基本情報を検索して、住所や連絡先を割り出すという方法があります。
探偵によっては、こういったデータベースを持っていない場合があります。 |